心を動かし脳を活性化させる音楽系レクリエーションのおすすめ一覧

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楽しみながら癒される!音楽系レクリエーション

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「もしもしカメよ」体操

童謡「もしもしカメよ」のリズムに合わせて自分の肩を左右交互に叩いていく体操です。頭と身体を同時に使いながら楽しんでできるゲームです。
歌に合わせて右肩を8回、その後左肩を8回たたきます。続けて左右それぞれ4回、2回、1回と叩いていき、最後は両手を胸の前でパンと叩きます。リズムを取りながら運動することで身体と脳の活性化につながります。

「もしもしカメよ」体操

歌を歌う

音楽系のレクリエーションの中で最も基本的なものといえば「歌うこと」です。懐かしい歌を歌うことで記憶力などに働きかけられますし、音感やリズム感なども鍛えられるのでさまざまな器官を刺激することができます。
また、高齢者の状態確認にも活用できます。歌声の大きさや音の聞き取り方、歌詞の理解度などから介護の度合いが進んでいるかどうかを読み取れるからです。
歌詞カードとCDなどの音源があればすぐに実施できます。歌詞カードを見ながら歌ってもらいますが、一部を空欄にすることで歌を覚えているかどうか、認知機能も確認できます。童謡やわらべ歌のように誰もが知っている有名な曲ならより多くの人が参加できるでしょう。

童謡カルタ

誰もが知っている童謡をカルタにしたレクリエーションです。歌を聞いた後に童謡の最後の歌詞が書かれた札を取り合います。カードに点数を記入してゲームのようにすると楽しいでしょう。
1番の歌詞は誰でも知っているので簡単ですが、2番や3番の歌詞の札も用意して難易度を上げてもいいでしょう。

ボール回し

歌いながらボールを回すレクリエーションもおすすめです。10人程度のグループになり、円陣を組んで歌いながら大きさや重さの異なる3つのボールを隣の人に渡します。質感の違うボールを使うと身体の重心も移動するのでバランス感覚も養われます。また、「歌う」「ボールを送る」と2つの動作を同時に行うため、脳トレ効果もあります。

楽器の演奏

楽器を演奏することで五感が刺激されるため、脳の活性化につながります。また、1人ではなく仲間数人と演奏することで一体感や高揚感も感じられるので、人間関係にもよい影響があります。孤独になりがちな高齢者が社会とつながるきっかけにもなるので、QOLを向上させる効果も期待できます。
楽器と一口にいってもいろいろな種類がありますが、高齢者が使用することを踏まえると、軽くて持ちやすく誰でも演奏できるものが望ましいでしょう。タンバリンやマラカス、鈴などがおすすめです。